あとむの会の歴史
兵庫教育大学の発達心理臨床研究センターで実施していた月例会が当初のスタートです。
藤田継道先生の大学退任とともに、月例会に参加していたトレーニーと保護者が「あとむの会」を設立し、藤田先生に引き続き指導してほしいと依頼する。
「親御さんがマネージャーやトレーナーを担って主体的にやっていただけるのであればよろしいですよ。」と藤田先生が総合スーパーバイザーを引き受けてくださり、一緒に学びたい弟子たちも参加しています。
そして、忙しいけれど、勉強したい保護者と勉強したい教員や福祉スタッフらがトレーニーとして参加しだす。そんなこんなでゆっくりしたスピードで、以降10年以上、月に1回のペースで訓練会を続けてきました。
藤田先生から直接教えていただける、そんなすてきな会ですよ。
スーパーバイザー
会に参加されたトレーニーとトレーナーさんは、次のスーパーバイザーにレクチャーやアドバイスをもらいつつ参加してもらいます。
(1)総合スーパーバイザー 藤田継道氏 兵庫教育大学名誉教授(左図)
日本リハビリテイション学会 資格認定委員、
日本行動分析学会 日本行動分析学会功労賞受賞など、動作法と行動分析学の第1人者です。そんな方から直接、動作法や行動分析の実地指導を受けることができます!!
(2)臨床動作法分野:心理リハビリテイション スーパーバイザー(特別支援学校教員)
(3)応用行動分析学分野:スーパーバイザー(兼HP管理人) (特別支援学校教員)
臨床動作法も、応用行動分析学(ABA)も同じ会の中で学ぶという一風変わった会です。
どちらも大切にしているのは、障害のある方へ(もしかしたら障害の有無にかかわらず)
アプローチをするためには、特定の指導技術にこだわることよりも、対象となる方のニーズに応じて
もっとも効果的なアプローチを用いるほうが、よりメリットがありそうだからです。
つまり、いろいろな場面でつかえる力を学べる!のですが、
もちろん、それだけ、学ぶことが多いというのも事実です。